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そもそも不用品回収と廃品回収では何が違うのか

取り扱える物が違う不用品回収と廃品回収

不用品回収と廃品回収では、実は取り扱える物に違いがあり、その相違こそが不用品回収と廃品回収の曖昧な法的境界を分かつものの一つでもあります。

まず、不用品回収は一般廃棄物の内、家庭系一般廃棄物と事業系一般廃棄物を取り扱い可能な業者であり、リサイクル品としての価値を持つ一般廃棄物である有価物を取り扱える他、リサイクル品としての価値を持たない廃棄物の取り扱いができることから、有価物と純粋な廃棄物をまとめて処分することができることが強みでしょう。

次いで、廃品回収は一般廃棄物の内、家庭系一般廃棄物と事業系一般廃棄物に含まれる有価物のみを取り扱える業者で、リサイクル品としての価値がある一般廃棄物のみの取り扱いに留まります。

なお、両者が取り扱えるものの違いは一般廃棄物収集運搬業許可・産業廃棄物収集運搬業許可・古物商許可のうち、幾つの許認可を得られているかに基づいたものです。

不用品・廃品回収に求められる人材の相違

その役割において多少なりとも相違がある以上、近似性の高い業種である、不用品回収業と廃品回収業であっても、求められる人材には相違があると考えるのが自然でしょう。

不用品回収業において取り扱う、家庭系一般廃棄物と事業系一般廃棄物には、有価物と廃棄物が混在している為、そのいずれも扱う不用品回収業では、体力と意思疎通能力のような廃品回収との共通素養に加えて、廃棄物の取り扱いがある関係上、臭いへの耐性が一層必要となる上に、一般廃棄物収集運搬業許可・産業廃棄物収集運搬業許可・古物商許可の内の、古物商許可と対象とする顧客に応じた許認可が必要です。

廃品回収で要求される能力は、基本的には不用品回収業と重複し、臭いへの耐性は若干抑制されるものの、回転数を要することから一層の体力が求められ、有価物を扱うために古物商許可が求められます。


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